佐賀大学医学部に受かるのに英検は必要なのかを徹底解説!
この記事でわかること
- 佐賀大学医学部は英検で優遇されるのか?
- 英検準1級を受けるべきか?
「佐賀大学医学部は英検受けた方がいいの?」
あなたのこの悩みを解決します。『佐賀大医学部に受かるためには英検を受けるべきか』についてめちゃくちゃ詳しく話すので、この記事を読み終わる頃にはすべて解決しているでしょう。
もちろん、『佐賀大学は英検で優遇されるか』なんて調べたら分かることだけで終わりではありません。
もしかしたら、あなたは英検を受けるべきではないかもしれない。「佐賀大医学部狙うなら英検受けた方がいいよ」なんてありきたりなアドバイスを聞くことで、合格可能性を下げているかもしれないのです。
でもご安心ください。この記事を読むだけで、こんな悲しい未来は回避できます。そして、あなたの佐賀大学医学部合格の可能性は一気に高まります。
佐賀大学医学部は英検で優遇される
では本題に入っていきましょう。
そもそも、佐賀大学医学部は英検で優遇されるのか?まずはこれに答えておきます。
結論から言いますと、英検を持っていることで優遇されます。具体的に話すと、英検準1級レベルで共通テストの英語が9割扱いに!
共通テスト換算率 | 90% | 80% | 70% |
---|---|---|---|
英検CSE | 2250 | 2150 | 2050 |
TEAP | 270 (RLWS) | 235(RLWS) | 220(RLWS) |
※ 共通テストの英語で50%の得点率を取らないといけないという条件あり
上の表における英検CSEスコアの2250点というのが英検準1級合格レベル。分かりやすくするために、英検準1級を持っていたら共通テストの英語が90%扱いになると思ってください。
「90%を超えるとどうなるの?」
ご安心ください。共通テストの英語で90%超えの得点、つまり95%などが取れた場合は実際に取った点数が採用されます。
なので、共通テストの英語が70%など失敗した際に90%が担保されるリカバリー制度だと考えましょう。
では、この制度を踏まえて『英検準1級は取るべきなのか?』についてお話ししていきます。
佐賀大学医学部合格に英検は必要か
結論から言いますと、英検準1級は受けるべき。ただ、注意点もあります。「とりあえず英検準1級を取ろう!」と単純に考えると、あなたの首を絞める可能性があります。
なので、『あなたは英検準1級を受けるべきか』が分かるように丁寧に説明します。
共通テストの英語で90%は難しい
そもそも、共通テストの英語で90%を取るというのは意外と難しいです。「医学部なら90%くらい取らないと!」と簡単にいう人がいますが、言うほど簡単なことではありません。
リーディングは膨大な英文を読んで問題に答えないといけない。つまり、速読力を鍛えないといけない。あなたが想像している2倍は早く読まなくてはなりません。
リスニングも共通テストの対策は時間がかかります。英文が読まれるスピードはかなり早く、90%を取るのはかなり大変。2次試験では出題されないリスニングに多くの時間をかけなくてはいけないわけです。
英検準1級で90%が担保される一番のメリットは、共通テストのリスニングを気にしないでいいことでしょう。直前期にリスニングの勉強時間を数学や理科に回せる。これはめちゃくちゃアドバンテージになります。
安心感につながる
英検準1級を取るメリットに、『安心感』があります。
想像して欲しいのですが、共通テストの英語で90%が保証されているとどう感じますか?すごく安心感がありませんか?
大学受験は不安との戦いでもあります。
「共通テストで点数が取れるかな?」
「2次試験の勉強は間に合うのだろうか?」
受験生はこんな不安を抱えながら勉強に励むはず。この記事を読んでくれているあなたにもきっと不安はあるはずです。
そんな中「共通テストの英語は90%が約束されている!」という保証があったらどうですか?なんかホッとしませんか?
英語90%は地味にデカい
共通テストの英語で90%が確実に取れるのはなかなかありがたい。
佐賀大学医学部の共通テストボーダーをご存知でしょうか?年にもよりますが、82〜83%。つまり、共通テストで82〜83%の得点率で合格率が50%くらい。
そんな中、英語で90%を取れたらかなりのアドバンテージになります。
英検準1級に拘るな
『英検準1級に拘るな!』
「いきなりどうした?」って思いましたか?これまで散々『英検準1級のメリット』を話してたのに、急に話を変えるからそうなりますよね。
でもね、英検にこだわりすぎるせいで医学部受験に失敗する人は少なくありません。考えて欲しいのですが、英検に合格しようと思ったら何をしますか?当然ですけど、勉強しますよね。
英検の勉強をすることは素晴らしいことです。でも、英検の勉強のせいで数学や理科など他の科目の勉強時間が減ることを忘れがち。
「英検を取らないと!」と思い込んで、英検に全ての勉強時間を捧げる。その結果、数学や理科が全然伸びずに不合格・・・になるわけです。
英検準1級を取るかどうかは、他の科目の勉強との兼ね合いが大事。英語だけ点数が高くても佐賀大学医学部には受かりません。英検準1級にこだわりすぎないようにしましょう。
ちなみに、佐賀大学医学部の2次試験の英語に英検準1級レベルは必要ありません。特に英単語がオーバーワークになりがち。英検準1級を取ろうと思ったら、英単語をかなりハイレベルまで覚える必要がある。試しに本屋で英検の単語帳を見てみましょう。かなり難しく感じると思います。
一方、佐賀大学の2次試験の英語はそんなに難しくない。英単語のレベルは共通テストより少し難しいくらい。レベル的には『システム英単語』を完璧にしておけば十分です。つまり、英検準1級レベルの英単語は必要ない。
英検準1級を取ることで共通テストで90%が保証されるといういい点ばかりに目が行きがち。でもね、英検の勉強時間で数学や理科をもっと伸ばせるかもしれない。このことは常に念頭においておきましょう。
佐賀大学医学部合格に英検は受けるべきか
では、あなたは英検準1級を受けるべきなのでしょうか?あなたが本気で佐賀大学医学部を狙うなら基本的には受けるべきです。
というのも、英検準1級に受かるために必要なものはなんでしょうか?『気合い』です。英検準1級なんて気合いがあれば受かる。勉強の才能なんて全く必要ありません。
電車の移動時間などに英単語を覚える。そして、寝る前に時間を確保してリスニングを鍛える。これで英検には合格できます。
要は気合いです。勉強時間を捻出して英検の勉強に割くことができるか。これで英検の合否は決まります。
そもそも医学部に受かりたいならこのくらいやらないと。医学部合格を本気で狙うライバルはめちゃくちゃ勉強しますよ。あなたが受かりたいならライバルの勉強時間を超えないといけない。
そう考えると、自然と勉強時間は増えるはず。つまり、勉強時間を確保したら受かる英検合格なんて余裕です。
英検準1級vs佐賀大学医学部
では最後に、英検準1級を取ることで佐賀大学医学部の英語で何点取れるかをお話ししておきます。もちろん、文法問題や記述問題は英検の勉強では鍛えることができません。あくまで目安だと思ってください。
共通テストは90%
まずは共通テストです。共通テストの英語で狙える点数は90点くらいでしょうか。
ですので、90%扱いになるのと同じくらいの点数を実際に取ることができます。もちろん、共通テストの演習量で点数は変わってきます。
2次試験は85%
2次試験の目安は85%です。
- 大問2の会話文補充問題
- 大問3の長文読解
- 大問4の自由英作文
この辺りの大問は英検の対策を通じて取れるようになるでしょう。問題は大問1の記述問題。100〜200文字の日本語で内容をまとめる問題です。
この大問は英検の対策だけでは厳しい。長文読解の演習を通じて、記述問題に慣れる必要があります。人によっては、現代文の読解力・記述力を鍛える必要もあるでしょう。
大問1がネックになるので、2次試験の目安の点数は85%とさせてください。とは言っても、英検準1級レベルの語彙力や読解力があれば、佐賀大学の2次試験の英語は基本的には余裕です。
佐賀大学医学部合格に英検まとめ
今回は『佐賀大学医学部に受かるのに英検は必要か』について話してきました。いかがでしたか?
内容をまとめておくと、
- 英検準1級で共通テストの英語が90%扱い
- 基本的には英検準1級を取っておくべき
- ただ、数学や理科の勉強との兼ね合いが大事
- 準1級レベルなら2次試験の英語は余裕
佐賀大学医学部を狙うなら英検準1級合格は必須。というか、このくらいの気合いがないと医学部なんて受かりません。全力で勉強して是非とも佐賀大学医学部合格を掴み取ってください。