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【共テ80%以下は不合格確定?】佐賀大学医学部の合格最低点を徹底解説!

この記事でわかること

  • 佐賀大学医学部の合格最低点
  • 合格するために目指すべき目標点

「何点取れば佐賀大学医学部に合格できるか知りたい!」

この記事では、あなたのこの悩みを完璧に解決します。いや、解決するだけではありません。

合格最低点を伝えて終わりではない。

  • 各科目ごとに取るべき点数
  • 合格最低点を取るために必要なこと

といった、他の記事やYouTubeでは知ることができないここだけの情報をお伝えします。この記事を読むことで、あなたの佐賀大学医学部の合格可能性が一気に近づく。胸を張ってお約束しましょう。

目次

佐賀大学医学部の合格最低点

合格最低点をお伝えする前にまずは佐賀大学医学部の配点からお話しします。

共通テスト
国語数学英語理科社会情報
1401401401407010640
2次試験
数学英語理科面接
80808060300

佐賀大学医学部の配点の特徴としては、共通テストの配点が大きいこと。はっきり言って、共通テストの出来次第で合否が決まる。2次試験での逆転はなかなか難しい。

合格最低点を考える上で配点はかなり大事。この配点を念頭に置いて、これから先を読んでください。

佐賀大学医学部の合格最低点一覧

では、佐賀大学医学部の最低点をお伝えします。

佐賀大学医学部・合格最低点一覧

年度合格最低点(得点率)
2024年713.60点(76.7%)
2023年728.50点(78.3%)
2022年795.70点(77.2%)

※ 2022年は小論文の100点を含む1030点満点

佐賀大学医学部の合格最低点の傾向

佐賀大学医学部の合格最低点は約77〜78%。イメージとしては、共通テストで82〜83%2次試験で70%弱で合格最低点を取ることができます。(具体的な点数に関しては後ほど記載)

「合格最低点めっちゃ高くね?」と驚かれたかもしれません。理由としては、以下の2つです。

  • 共通テストの配点が高い(68.1%)
  • 2次試験は共通テストより少し難しいレベル

佐賀大学医学部では共通テストレベルが要求されるので、合格最低点が必然的に高くなります。

佐賀大学医学部はほとんどの受験生が共通テストレベル。だからこそ、あなたがハイレベルまで勉強することでライバルと一気に差をつけることができる。あなたが100%の合格を勝ち取りたいなら覚えておきましょう。

佐賀大学医学部の合格最低点を分析

ここからは、各年度ごとに合格最低点を分析していきます。

具体的には、

  • 共通テストで必要な点数
  • 2次試験で必要な点数
  • 各科目の点数

この3つをお話しします。佐賀大学医学部は合格最低点は公表していますが、各科目の点数は発表していません。だからこそ知ることができれば大きなアドバンテージになります。

想像して欲しいのですが、科目ごとに合格に必要な点数が分かればどうですか?必要なことだけを勉強し、合格まで最短で到達できますよね?

あなたが余裕の成績なら必要のない情報かもしれません。ただ、「受かるかどうか分からない」「もっと余裕で受かりたい」と思うなら絶対に知っておいてください。

2024年の合格最低点を分析

2024年の合格最低点を分析します。佐賀大学医学部の2024年の合格最低点は713.60点。共通テストでボーダーの82%を取ったとしましょう。

2次試験で必要な点数は、197点(300点満点)。得点率は66%です。

2次試験の点数の内訳としてはこんな感じ。

数学英語理科面接
45
(56%)
60
(75%)
60
(75%)
30(50%)

※ 面接点は人によって違うので50%で計算

2024年は数学の第4問の複素数平面の問題が難しく、解けない人が多かったはず。2次試験の対策をがっつりしている人ならまだしも、共通テストメインの勉強では解くの解くのは難しい。

一方、英語や理科は例年通りで解きやすかったのでこのような内訳になります。

2023年の合格最低点を分析

2023年の合格最低点を分析します。佐賀大学医学部の2023年の合格最低点は728.50点。共通テストはボーダーの82%を取ったとしましょう。

2次試験で必要な点数は、211点(300点満点)。得点率は70%です。

2次試験の点数の内訳としてはこんな感じ。

数学英語理科面接
55
(69%)
60
(75%)
65
(81.3%)
30(50%)

※ 面接点は人によって違うので50%で計算

2023年は数学がかなり解きやすかった。数学ⅢCが積分・複素数平面と2題出題されましたが、数学ⅢCの対策をしていれば十分に解けます。

後でも話しますが、佐賀大学医学部の合格最低点は共通テストと2次試験の数学に左右される。2次試験の数学が簡単な年は合格最低点が上がるので、点数を取りこぼさないようにしないといけません。

佐賀大学医学部の共通テストの合格最低点

では次に、共通テストの合格最低点についてお話しします。

「佐賀大学医学部に受かるのに共通テストは何点取ったらいいですか?」とよく聞かれます。その度に私が答えるのが、『85%』!共通テストボーダーより、2〜3%上の点数。できればこのくらいを取って欲しい。

ただ、「共通テストがどうしても苦手・・・」という場合もあります。そこで、共通テストだけの合格最低点をお伝えします。

佐賀大学医学部・共通テストの合格最低点

年度合格最低点(得点率)
2024年505.50点(80.2%)
2023年497.50点(79.0%)
2022年463.75点(73.6%)

これは佐賀大学医学部が公表している、合格者の中での共通テストの最低点です。2022年は数学の難化で一気に点数が下がったので参考になりませんが、例年は80%程度

そして私も80%は最低でも取るべきだと考えます。「2次試験で逆転する」というのも、確かに不可能ではありません。

ただ、佐賀大学医学部は共通テストの配点が大きい。そして、2次試験の問題レベルが共通テストと大差がありません。(数学を除く)理科に至っては共通テストの方が難しいほどです。

つまり、共通テストが取れる人は2次試験も取れる。共通テストが取れない人は2次試験も取れない。これが佐賀大学医学部の現実です。

佐賀大学医学部の各科目の合格最低点

では続いて、佐賀大学医学部に合格するために、2次試験で最低限取るべき点数をお話しします。はっきり言って、この情報が手に入るのはここだけ。佐賀大学も他の予備校も公開していないトップシークレットの情報です。

数学の合格最低点

最初に数学の最低点についてお話しします。

数学は苦手な人も多いはず。2次試験の数学ともなると数学ⅢCが入ってきたり、共通テスト対策を優先するあまり点数が取れない人も多いでしょう。

そんな数学が苦手な場合に最低限取って欲しい点数が40点

「佐賀大学医学部は数学が生命線」と言われるほど、数学が難しい。ただ、大問4つすべてが難しい問題ではありません。難しい年でも大問2つは解きやすい問題であることが多い。これらの問題だけでも解いて50点は確保したいところです。

ちなみに数学が40点の場合の2次試験の点数の取り方はこんな感じ。

数学英語理科面接
40
(50%)
65
(81%)
65
(81%)
30(50%)

※ 数学がやや難しい年を想定

英語の合格最低点

続いては英語です。佐賀大学医学部に受かるために、英語で最低限確保して欲しい点数は55点。ただ、欲を言えば60点は欲しい。

当たり前ですが、英語が低ければ数学で挽回する必要があります。ただ、数学の難易度はどうなるか分かりません。めっちゃ難化して点数が取れないかもしれないし、簡単になって差がつかないかもしれない。

だからこそ、点数が安定しやすい英語では確保しておきたいところ。佐賀大学医学部の英語は丁寧に対策したら60点取るのは難しくない。「英語が苦手だから・・・」と諦めずに、60点は死守しましょう

理科の合格最低点

最後は理科。理科で確保したい点数は、60点

佐賀大学医学部の理科はかなり点数が取りやすい。共通テストの2倍は簡単です。

数学に負担がかかるのは避けたいので、60点は確保しましょう。

佐賀大学医学部の合格最低点は気にするな

ここまで佐賀大学医学部の合格最低点について話してきました。

ただ、「合格最低点なんて気にするな!」これが本音です。

佐賀大学医学部に確実に合格したいなら、最低点なんて目指すべきではない。

これを伝えたいのです。

余裕の合格を勝ち取る人で合格最低点、つまりギリギリを狙う人はいない。「共通テストで80%取れたらいいや」程度の気持ちで勉強していません。

目指して欲しいのは余裕で合格できる点数。共通テストで『85%』!これがあなたが目指すべき点数です。

合格最低点なんて目指してたら落ちる。これは絶対に忘れないでください。

佐賀大学医学部の合格最低点を超える戦略

では、佐賀大学医学部の合格最低点を超えるためにはどうすればいいのか?戦略をお伝えしましょう。

狙うべき点数を決める

まずはあなたが本番で取る点数を決めます。私のおすすめは、共通テストで『85%』を目指すこと。

もちろん、科目の得意・不得意で変わってきます。「数学がめちゃくちゃ得意で、2次試験でも満点取れる!」という場合は、無理に共通テストの点数を伸ばす必要はありません。

まずはあなたに取って最適な目標点を決めましょう。

具体的な得点戦略を決める

目標点が決まったら、具体的な点数の取り方を決めましょう。つまり、各科目で何点ずつ取るかを考えていきます。

ここでは、共通テストで85%を取るための得点戦略を考えます。

理系科目が得意パターン

まずは理系科目が得意なパターンから。

国語数学英語理科社会
155(77.5%)185(92.5%)170(85%)180(90%)75(75%)

※ 情報の配点はかなり小さいのでここでは無視します。

点数を見ると分かりますが、文系科目もある程度取らないといけません。共通テストで85%を取ろうと思ったら、数学と理科だけでは無理。国語や英語でも80%超えが必要

ちなみに、理科の90%は現実的ではないかもしれません。共通テストの理科はかなり難しく、理系科目が得意な人でも安定して取るのは難しい。なので、理系科目が得意な場合も文系科目をサボらずに勉強してください。

文系科目が得意パターン

次は文系科目が得意なパターン。

国語数学英語理科社会
175(87.5%)160(80%)185(92.5%)160(80%)85(85%)

※ 情報の配点はかなり小さいのでここでは無視します。

文系科目が得意なパターンでも考え方は同じ。数学や理科でも80%は死守しないとかなり厳しい戦いになります。国語や英語で100%近くを取らないといけなくなり、現実的ではありません。

どちらのパターンでも、満遍なく勉強することは意識しておきましょう。

佐賀大学医学部の合格最低点を超えるために

では最後に、佐賀大学医学部の合格最低点を超えるために大事なことをお伝えします。

あなたにして欲しいことは4つ。

  • 過去問を解く(気合いをいれる)
  • 得点戦略を決める
  • 目標点を元に学習計画を作る
  • 勉強時間を最大限確保する

過去問を解く

最初にやって欲しいことは、過去問を解くこと。まずは佐賀大学医学部に合格する難しさを実感しましょう

受験生と接していると、「このまま頑張れば佐賀大学医学部に合格できる」と楽観的に考えている人が多い。でも、そんな人たちほど合格から程遠い成績を取っています。

気持ちは分かります。受験を経験したことがないから、難易度が分からないのは当然。その結果、油断が生じるわけです。

まずは気を引き締める必要があります。そのためには、過去問を解くのが一番。過去問を解いて「全然取れない・・・」と難易度を痛感する。

これでようやくスタートラインに立つことができます。

得点戦略を決める

過去問を解く次にやって欲しいのは、得点戦略を決めること。先ほどお話しした『理系科目が得意パターン』や『文系科目が得意パターン』を参考に、あなたが目指すべき点数を決めましょう。

この目標点があなたの勉強の指標になります。だからこそ妥協せずに細かく点数を設定してください。

目標点を元に学習計画を作る

目標点を決めたら、次は学習計画。『何を』『いつまでに』終わらせるか具体的に考えていきます。

具体的な勉強法に関しては、各科目の勉強法の記事で解説しています。ここでは簡単にお伝えします。

以下は、物理の計画の具体例です。

仮に高2の10月から勉強を始めるとして

セミナーの基本問題(高3の6月まで) 
⬇︎
良問の風(高3の11月まで) 
⬇︎
共通テスト演習(高3の1月まで) 
⬇︎
良問の風の続き・佐賀大学の過去問

ポイントは、『いつまでに終わらせる』を設定することです。

勉強時間を最大限確保する

学習計画を作ったらあとは勉強するだけ。ここで意識して欲しいのは、勉強時間を最大限確保すること。

あなたが想像しているよりも余裕はありません。数多くの医学部受験生を見ていると分かりますが、時間に余裕はない。それこそ、あなたがこれから全ての時間を捧げて合格がギリギリ、なんてことも普通です。

「この記事役だったな!参考にしよう」ではだめ。今すぐに今回お話ししたことを実行してください。

佐賀大学医学部の合格最低点まとめ

今回は『佐賀大学医学部の合格最低点』について話してきました。いかがでしたか?

内容をまとめておくと、

  • 佐賀大学医学部の合格最低点は77〜78%
  • 共通テストだけでは81〜82%
  • 2次試験は70%弱
  • 目標点は共通テストで85%

この記事を最後まで読んでくれたあなたはライバルより優位に立つことができました。あとは全力で取り組むだけ。あなたの合格を心より祈っています。

この記事を書いた人

ラ・サール高校から九州大学医学部医学科へ現役合格。医師国家資格所持するも、多くの受験生を難関大学に合格させるべく教育業界を選択。この度、自分の理想とする教育を生徒に少しでも提供するべく、個人で塾の開校に至る。
現役合格を目指し、熱い想いで指導に携わる。

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